ボトックス50単位打ち放題とは
20231111 #ブログ
なぜ50単位なのか
お気づきの方も多いかと思いますが、当院の看板メニューは
【ボトックス50単位 顔お任せ】というものです。
まず、「ボトックス」というのは商品名で、ボツリヌストキシン(ボツリヌス毒素)を薬にしたときの力価というのでしょうか、○○mlではなく、1単位、2単位とカウントし使用します。
そして、そのボツリヌストキシンから製剤として作られた、正確には「ボトックスビスタ」という商品の1瓶に入っている量が【50単位】なのです。
その方のために、まるまる1瓶使っちゃいますよ!というのが、当院お勧めのメニューというわけです。
50単位は多いのか少ないのか
次の疑問として、50単位という量がどういう量なのか気になりますね。
他の薬の効果と同様に、薬が効きやすい効きにくいという個人差がもちろんあるのですが、例えば一番一般的なボトックス治療部位である「眉間の縦ジワ」(みけん、と読みます)。怒った時、顔をしかめた時に出る、左右の眉の間の縦のシワを治療しようとすると、10~20単位という量で治療します。
この時、「しっかり効果が欲しい」という人もいれば、「自然な感じを希望」という人まで色々いらっしゃる。
しっかりめに治療したい人の場合だと、3~4箇所の表情ジワを治療したら使い切ってしまうくらいの量です。一方で、1箇所あたりは少し控えめに効かせて、その代わりにあっちもこっちも治療したいという方、そういう人にはかなり向いているメニューとなります。
というのも、多くのクリニックでは、「眉間1箇所 ○○万円」と、箇所が増えるとどんどん加算されていく仕組みなので、あっちもこっちも気になるけれど、予算の関係ですべてを治療するのは少しためらう、なんてこともよくあるのです。
どんな人に向いている治療なのか
結論として、【シワの箇所が少ない人にはお得感はないけれど、色んな箇所のシワが気になっている人にはピッタリなメニュー】です。
どうしても私自身若くはないですし、その私が良いと思った治療ですので、共感してくださるのは同年代やそれ以上の方々だと思います。
しかし、ボトックスはシワ治療に最も使われますが、他にも汗を止める作用や皮脂を抑える作用、肥大した筋肉を小さくする作用など色んな効果がありますので、上手に使えばどなたにでも良い治療薬となる可能性があります。
とは言っても、本当に初めてボトックス治療を受けるという方には、お任せ50単位はお勧めしません。
ボトックスとはどんな治療なのかがわかってからでないと、さすがに50単位いきなり使うのはびっくりしてしまって、良さを感じられないということもありますからね。
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