フェイスラインの代表的注入治療
20250128 #ブログ
3月、4月とイベントの多い時期が近づいていますね。記念撮影の多いこの時期に、フェイスラインをスッキリ見せる治療のご紹介です。
Index
フェイスラインやアゴ下に脂肪溶解注射はいかがですか?
お正月太りをした方や、顔が丸くなってきたと感じている方には、脂肪溶解注射が効果的な可能性があります。当院で取り扱っている脂肪溶解注射カベリン(カベルライン)は、メスを使わずに脂肪を減らすので、部分ダイエットしたい方にお勧めです。
脂肪溶解注射が特に効く部位は?
顔の中でも、脂肪の厚みは部位によって少しずつ異なっているものです。その中で特に脂肪の付きやすいパーツというのが、しもぶくれ顔の原因となるフェイスライン付近とアゴ下です。脂肪が多いと輪郭がぼやけて見えるだけでなく、将来的なたるみの原因にもつながります。効率よく狙ったパーツを痩せさせたい場合や、確実に顔の脂肪が多いという場合には、脂肪溶解注射や脂肪吸引手術が効果を発揮します。その際に、ダウンタイムや痛みがなく少しずつ変化をする治療をお考えの場合には、脂肪溶解注射で治療するとよいでしょう。
脂肪溶解注射カベリンの成分
脂肪燃焼作用の高い「デオキシコール酸」が配合されていますが、この成分が腫れを招きやすく、治療を受けにくくする原因ともなっていました。カベリンには腫れや痛みを抑えるために、L-カルニチンやアーティチョークエキスも加えられています。そのため従来のデオキシコール酸系の脂肪溶解注射と比較して、腫れや痛みが出にくいというのが特徴となっています。
強力タイプ(デオキシコール酸系)の脂肪溶解注射を受けてみたかったけれど、ダウンタイムがとれずに手を出せなかった方にはカベリンがお勧めです。
治療回数の目安
1回の注射でも、半数以上の方がボリュームダウンを実感しますが、さらに1〜2週間間隔で4回〜8回ほど繰り返すと、脂肪減少効果が最大限に高まります。
カベリン1本(1Vバイアル8cc)で、両ホホもしくはアゴ下の治療が可能です。
ボトックスで行うたるみ治療
さて、次にご紹介するのはボトックスリフトやフェイスラインボトックスと言われる、ボトックスによるフェイスラインのリフトアップ治療です。
ボトックスと言えば、表情ジワを改善させたりエラに効かせて小顔にしたりする治療が有名ですが、打ち方によってはフェイスラインを引き締め、リフトアップ効果を出すこともできるのです。
どこに効いているの?
顔の筋肉には、フェイスラインから首にかけて顔を下向きに引っ張る「広頚筋」という筋肉があります。年を重ねると顔を下向きに引っ張る筋肉はどんどん強くなり、この広頚筋の力も強まります。一方、これに対して顔を上向きに引っ張る筋肉はどんどん弱くなってしまいます。加齢によってこれまで保たれていた上下に引っ張り合うバランスが崩れてくると、フェイスラインや口周り、首元にたるみやもたつきが起こります。そこで、フェイスラインボトックスでは筋肉の上層部分にボトックス注射を注入し、顔を下方向に引っ張っている広頚筋の働きを抑えることで自然なリフトアップを行います。
実際に注射する部位
広頚筋はホホから首にかけて広くついているため、ボトックスの注射部位も輪郭の骨のラインを挟んで顔側とアゴ下の広範囲を治療します。
その他のフェイスラインに効果的な治療
- ・引き締め系のマシンによる治療
- ・ヒアルロン酸によるリフト
- ・糸リフト
- ・脂肪吸引手術
- ・切開手術よるリフト
効率よく効果を実感するために
どの治療を選択するかは、スッキリ見えないフェイスラインの原因がどこにあるのかをしっかり見定めることが重要で、やみくもに治療を受けても効果を感じません。またどの程度の変化を求めるかによっても、選択する治療が異なってきます。脂肪溶解注射のように、複数回繰り返す治療もあれば、フェイスラインボトックスのように、一度で一定期間効果を発揮する治療もあります。
カウンセリングでは、丁寧な診察と詳しい治療の説明を行っております。医師のカウンセリングを受けて、ぜひ最適な治療をご検討下さい。