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顔や体の部分痩せに脂肪溶解注射カベリン(カベルライン)

20240526 #ブログ

当院で使用しているカベリン(カベルライン)のご紹介

 部分痩せをしたいと思った時、ダイエットでもなかなか思うようにサイズダウンしてくれない時に、脂肪溶解注射という選択肢があります。脂肪溶解注射にはいろいろ種類があるのですが、注目ポイントは「効果」と「注射後の腫れ」です。カベリンには「デオキシコール酸」という脂肪燃焼効果が認められている成分が、他の脂肪溶解注射よりも高濃度で配合されています。しかし、このデオキシコール酸を多く含んでいると、注射の後の腫れが長引くという欠点がありました。カベリンには、脂肪の代謝を上げる「L-カルニチン酸」やむくみの解消や予防に効果的な「アーティーチョークエキス」も配合されているため、脂肪を燃焼しながら排泄までサポートして、従来の脂肪溶解注射と比較して短いダウンタイムで効果を実感することができます。

どれくらいの使用量が効果的な結果を生むのか?

 基本的な考え方は、「手のひら1枚分」に対してカベリン1本(8cc)の使用です。具体的には、両ホホで1本、アゴ下で1本、二の腕は範囲によりますが2~3本使用することになるでしょう。また回数も脂肪の厚みや量によって必要回数が異なりますが、体と比較して脂肪の厚みが少ない顔では、1度の治療でも効果が十分に得られる可能性があります。脂肪の多い部分では、効果を感じるまでに顔で2~3回、体では3回以上の治療が必要になります。1回の治療が終わった後は、最短で1週間あけて2回目の治療が可能です。注射の直後は、注入された薬剤の分のむくみが出ますが、その後の数日間ほんのり腫れが出た後にスッキリとしてきます。

部分痩せができる他の治療

 納得して治療を受けるためには、他の治療の存在も知った上で選択できるのが理想的です。脂肪を減らすことができる治療には、脂肪溶解注射の他に、「機器を使った治療」と、「脂肪吸引などの手術の治療」があります。機器の中には、脂肪に熱を加えて脂肪細胞にダメージを与えるタイプのものや、冷却してダメージを与えるものなどがあり、これらの治療は、痛みや内出血や腫れなどのダウンタイムが少ないため治療を受けやすいというのが一番の特徴です。効果の出方は比較的穏やかですが、繰り返して受けていくと確実に効果が出ていることがわかります。機器による治療のデメリットは、マシンの形(照射するヘッドと言われる部分)通りの当て方しかできないため、効果が出ると同時に、照射されて脂肪が少なくなってきた部位と照射されていない部位の境界がはっきりしてしまったり、コケている部位にも照射されてコケが悪化したりすることがあります。脂肪の量がそこまで多くない人は、このタイプのトラブルにあいやすいため注意が必要です。一方で、確実な効果を短期間で出したい人には、手術という選択肢があります。脂肪細胞を物理的に取り除く脂肪吸引は、脂肪量の多い場合に特に効果的です。しかし手術の場合、脂肪の除去量やその方法にもよりますが、他の治療と比較して痛みや腫れが大きく、回復までにも時間がかかります。

脂肪溶解注射が向いている人の特徴

◎顔や体の小さなパーツの部分痩せをしたい人

◎脂肪の付き方が均一ではなく、脂肪の多い部分と少ない部分で効果を調整したい人

◎治療後数日間の軽い腫れを許容できる人