NEWS

ヒアルロン酸でフェイスラインのたるみ改善

20240312 #症例紹介

施術前

写真の方は50代女性の方です。耳前の顔のボリュームやアゴ周りのボリュームが減り、顔の凹凸が目立ちます。また輪郭の境界ラインはぼやけてスッキリとしません。口の横の垂れ下がった脂肪の塊はジョールファットと呼ばれますが、こちらも目立ってきており顔が四角く見える要因となっています。

施術後

今回は「下顔面」という、鼻と耳を結んだラインから下の部分を、ヒアルロン酸注入にて治療しました。耳前の広い範囲にわたるくぼみやアゴ周辺の骨や組織の萎縮にヒアルロン酸を注入することで、減ってしまったボリュームを補いました。また、輪郭をガタガタとさせてしまっている原因に着目し、フェイスラインを整えつつ軽いリフトアップも同時におこなって、ぼやけていた顔と首との境界をはっきりとさせました。

退縮したアゴの形を整えることで、ジョールファット部分のたるみや間延びして見えた人中の長さが改善しバランスが整って見えます。

今回の治療は、ヒアルロン酸6cc(ボリューマ2cc、ボラックス4cc)による治療でした。

施術の注意点

ヒアルロン酸を数本使用して治療する場合には、針を刺す回数が増えますので、麻酔クリームを併用して痛みのコントロールを行います。

施術当日は、メイクを控えてください。針穴から菌が入って感染してしまうと、赤く腫れて痛みを生じます。そのような場合にはヒアルロン酸を溶解する薬剤を使用してヒアルロン酸を溶かします。せっかく注入したものが無駄になってしまう要因となりますので注意してください。顔には清潔な手で触れるようにし、それ以外はできるだけ触れないようにして過ごしてください。

今回のように、輪郭を形成するタイプの硬めのヒアルロン酸を注入した後は、多少の圧迫感とそれに伴い痛みを感じることがあります。このタイプの痛みは1~2週間持続しますが、徐々におさまっていきますので鎮痛剤などで様子をみましょう。

ヒアルロン酸によって血流障害がおこると、強い痛み、肌の色の変化(赤や紫や黒っぽい色)、皮膚表面の変化が現れます。その場合にはできるだけ早くヒアルロン酸を溶かして血流を回復させる必要があります。疑わしい場合には、診察・治療を優先するようにしてください。

薬剤に対するアレルギー反応を起こす可能性があります。特にアレルギー体質の強い方、これまでに同様の施術でアレルギーやトラブルの経験がある方は事前に申告をお願いします。医師の判断で治療を受けられないことがあります。

【料金】(カニューレ代を含む)

ヒアルロン酸 1本目   88,000円

ヒアルロン酸 2本目以降 77,000円

副作用:痛み、内出血、赤み、凹凸、血流障害、アレルギー